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2019年08月25日

パドリング講習

7月28日以前海岸で会ったTすみさんが練習に来ました。
今年は腰を痛めたらしいのでお休みしてましたが
今回T村さんが誘って今回の練習に参加!

定年退職しアパート経営をしてますがまだローンが残って
いるので生活が苦しいみたいでシーカヤックは買えないそうです。
また同じ値段で和船が買えるので(櫓で漕ぐやつ)それを
買うかもしれないそうです。
基本的に海が好きでシーカヤックに限定されてない感じなので
私は的確なアドバイスをしてそれはそれで自由にやられたらい
と思いました。

じいちゃんこれで2人見てきましたがHさんとは随分違いがあります。
Hさんはただ何も考えないで遊べればいいという状態で
何かあれば守ってもらおう波が来ればこんなとこに連れてきたと
人のせいにする
自分でなんとかしようとは思わない人です。
女木島と男木島に去年キャンプに行きましたがこの時も
最初Hさんはキャンプ道具を女木島に持ってきてちょっと
漕ぐくらいにしましょうと提案したのですが
私の3分割ラサを貸してもらって漕ぎたいとおっしゃったので
まあ海がどんなものなのか一度体験した方がこの人にはいいだろうと
考えて女木島キャンプ場から男木島へ漕ぎました。
小潮なので鴨が瀬戸の潮流はそれほど強くありませんし
何かあればロープで牽引できるようにして
最悪男木島から帰れないのであればフェリーで帰れます。
そして漕ぎだしたら遅い遅い時速1キロか2キロ
このライトウッドパドルとラサを使ってこの速度?!
ありえません。小学生6年生でも4キロくらいは出せます。
これは漕げないのではなくて楽に漕ごうとしてるだけです。
そしてもっと早く漕ぐよう指示しても全く早く漕ごうともしない
これは他人のゆうことを聞かない人だったんです。
これでもう漕がないと思うのならむしろそっちの方が
いいだろうと思ってこのまま男木島へ鴨が瀬戸はうねりは少しあったが
流れはゆるいがHさんにとっては怖い状況
このまま漕いで行くのなら東側のルートをとるがこの人の
自尊心を傷つけずに撤退するのは自分で判断させた方がいい
ので西側のうねりがある方にルートをとりフェリー乗り場付近で
防波堤に反射波があるところでT村さんから引き返しませんか?!
と提案Hさんはラサに乗ってるので転覆する危険はそれほどなかったが
T村さんもよく考えて見てると思って感心した。

私もロールができないときに同じ状況でこの鴨が瀬戸にきたことが
ありどんなものなのかわかってるので船の性能がわかります。
なのであえてこのギリギリの安全マージンをとったツアー
もしくはこういう状況で進まなくてはいけない状況を
想定した洋上訓練ができるのです。
まあ進もうと思えば進めなくはない状況でしたが
あまり波があるところに行ったことのないT村さんもチニータ
なのでスタビリティ性がラサほどなくその分敏感に反応したのでしょう!
しかしこの自分で考えて引き返すというところが大事なんです。
何かあれば相談する人に伝えるこれが最低限でもできなければ
いけません。もちろんHさんは何も言いません。
男木島上陸しその後帰りましたがが今度は風速5mの向かい風
hさんこの風は普通ですよというとエーと言ってましたが
キャンプ場に帰ったらピンピンしてました。
あとで聞くと疲れたと言ってましたが精神的な緊張はあったと思いますが
体力的にはそれはない!帰ったらピンピンしてましたからね!
発展性がないので正直もう漕がないで欲しいと思ってましたが
さそうとくるのでその後も言ってもゆうこと聞かない自分でやろうと
しない状況があり現在は誘ってません
自分から漕ぎたいというのなら連絡がくるはずですしそれがないのなら
どちらでもいいことだと思いますのでそういう対応にしました。
はそれましたがTすみさんパドリング練習
よく指導者が間違いを起こすのはいきなりまっすぐ漕がすことです。
もちろん最初からまっすぐ漕げる人もいますが大多数の人は漕げません。
大事なのはまずカヤックという乗り物に慣れさせること
大丈夫な海域で自由に漕いでもらうのもいいですし
その場でリーンとかターンのパドルを遠くに出して漕ぐ練習も最初必要です。
その後まずまっすぐ漕ぐにはうまく曲がれないといけません。
カヤックも曲がりながら進みます
その曲がり方の波長が狭いからまっすぐ進んでいるのです。
なので曲がり方を極めればまっすぐ漕げるしコントロールもできます。
そして初心者は曲がることはできるのです。
問題は曲がることをコントロールできるかどうかです。

これはGアンドGで漕げない子供にどうやってこがすか自分で考えた
結果こういう練習になったのですが
真ん中に人が一人中心の位置の役割をしたその周りを子供が
漕ぐやり方です。時計回りや反時計回り
地味ですがしばらくこれをやりながら

時折膝や足で曲がるとき曲がる方向の反対側の足や膝を押すこと
もしそれができないのなら静止した状態でカヤックを揺らす練習
をするのも一つの手です。

不安なのでよくパドルの先端を初心者は見るので右へ漕ぐときは右に顔を
向けて左へ漕ぐときは左へ体を向けますのでこれで顔が向くので一緒に
腰のいちも左右へ向きますからカヤックが蛇行しますので顔は
自分の行く場所すなわち進行方向を見ること!
これは何回か言わないとまた同じように右左見ますので
繰り返し言う必要があります。

あと漕ぎ方
肘をよく曲げるので肘は曲げない
手は引くのではなくて前に刺して横に流す
このときパドルと腕と胸の4面が平行四辺形になるように
パドルを水面にすときは両腕両手に一気に力を入れる
バットとかテニスでボールを打つ瞬間と同じ
イメージがつかめなければ後ろから
手を回しパドルを持って
力を入れる瞬間を感覚で教えてあげることは有効です。
そしてパドルに力を入れる瞬間に前述で書いた膝や足を押すなど
文章でかくとややこしそうですが
これを人によって状況判断して段階をへて指導します。
BアンドGの普及艇のような曲がることしかできないような
カヤックでも通常より短時間でまっすぐ漕げるようになります。

なのでその練習をして最後は港の防波堤の反射波を体験して
もらって終わりました。
非常に飲み込みがよく質問がよく出て教えがいがある人でした。






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Posted by kagami at 08:40│Comments(0)
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